涙もろい?

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涙もろくはないと思います。

子供の頃から男は泣かないと言われていて人前で涙を流すというのは今でもためらいがあります。

そのためか高校入学後覚えている限り人前で泣いたのは高校2年の時にホームスティに来た今でも友達のアメリカ人が去っていった日位です。その他で泣いた記憶はないですね。卒業式も結婚式でも泣いてはいないし。

ただ決して感性が鈍いということではないと思います。少なくともそう思いたいですね。胸を打つ瞬間というのは実生活で結構あります。目頭が熱くなることもありますがそういう時でも泣かない様に心掛けています。

涙もろい、そうでないとかは人それぞれなので別に他人が泣いていても、涙もろくてもそれはそれでいいんじゃないかと思います。

ただ最近どうなのかなぁと思わせることのひとつは泣かせる話とか泣ける映画。テレビ番組でも全米が泣いたとか、感動秘話とかよくありますよね。あれはちょっと怖くなります。

世代も生活環境も違う人達が皆感動することってそんなに頻繁にあるとは思いません。確かに多くの人が感動する話や出来事はあると思います。ただ子供の感性を持っているからこそ感動することや大人になって人生の経験をある程度積んだから理解出来る物事なんて沢山あると思います。

そういった中で感動とかそういう言葉を安易にテレビ等のメディアで使い泣かせることを煽る風潮は如何なものかと思います。酷い場合は泣けないと人間じゃないといった扱いを間接的にすることもあるでしょう?ある種のマインドコントロールですよね。そういうことが我々、特に子供達の考える力を養う機会を失わせているのではないかと。

泣けそうな映画だから見るという人をたまに見かけますがそれも理解出来ません。そういう感情って予期せぬ時に突然来ることが多いのでは?始めから感動する、または泣くことを目的として何かをするという行為はどうなのかなぁ。人間って本来そんなに単純なものではないと思うけど。

そんなことする暇があれば大掃除でもして気分良く新年を迎えたいと思います。

ちょっと話がずれましたが私自身は涙もろくはないと自覚しています。

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