有森裕子:やめたくなったら、こう考える④

やめたくなったら、こう考える (PHP新書)/PHP研究所


有森選手の本に関する感想シリーズの最終回です(一回目二回目三回目)。

最後は有森選手が試行錯誤について語っている部分について書きたいと思う。

有森選手は好きとはいえないマラソンを長く続けてきた。その理由の一つとして試行錯誤し、改善する工夫を設ける様にしていたことを挙げている。そうすることに喜びを感じることが出来たと言う。

発見という言葉を使い、その試行錯誤について更に説明している。何故という発見、自分の体や技術、恐らく身体操作方法やパフォーマンスの向上であろう、に関する新たな発見である。

こうしたことに喜びを感じることが出来るということは、あくまでも想像であるが、有森選手が些細な変化を見逃さない感覚を持ち合わせ、更にその変化に対する質問を作り上げ探求する能力を持ち合わせていたのだと思う。

私も含め多くの人にとってこれは非常に難しいことなのではないと思う。問題を作り上げるにはある程度のレベルの身体操作能力及び理解力必須であり、また、問題作成を繰り返すということは、それ以前の質問に答えられるということが前提条件となる可能性が高いからだ。この試行錯誤の話に有森選手の非凡な才能を感じることが出来る。

同じことは比喩的な意味での壁を乗り越えることでも感じることが出来た。目的をかなえる手段は幾つもあると述べる有森選手は実際に幾つもの方法を思いついてきたのであろう。

それは勿論才能のみによるものではない。努力の結果、前回述べた根本がしっかりしていたから迷った時でも挽回出来る確信があったことにもよるであろう。

有森選手も述べる通り、好き嫌いと関係なくやらなければならない物事というのは誰にである。その際に胸を張って述べることの出来る“辞める理由”が無い場合でもそれを継続するにはどうすれば良いか。本書にはその答えとなれるヒントが沢山詰まっている。

子供のころに信じ込んでいた伝説や迷信

子供のころに信じ込んでいた伝説や迷信 ブログネタ:子供のころに信じ込んでいた伝説や迷信 参加中

ノストラダムスの予言ですね。

これは私の世代だと多くの人が信じているとまではいかないでも結構気にしていた人が多いのではと思います。小学生の頃から日常会話でもノストラダムスってよく聞きましたから。

高校生の頃になっても何となく心に引っかかるものがありました。当時の少年漫画誌でも結構取り上げられていなんじゃないかな。ハッキリと覚えている訳ではないのでどの雑誌と言っても答えられないのですが。マガジンかな?

以前も書いたけれど私にとってこの予言は少なくとも一時期は必ずしも否定的なものでは無かったので今でもたまに思い出す予言ですね。

迷信としてよく覚えているのがハレー彗星関連です。1986年にハレー彗星が地球に接近した際、以前ハレー彗星が地球に接近した時に人々が信じていた迷信について幾つか特集していたと思います。確かドラえもんでもハレー彗星の迷信に関する話をアニメで見た記憶があります。その迷信について学んだ時かな、ノストラダムスについてあれっと思ったのは。それでもその後も予言については気にしていましたけどね。

近年ではマヤ歴の2012年もありましたね。まぁ、これは暦の上で新たな時代の始まりに過ぎなかったのですが映画も含め部外者が大騒ぎしていた気がします。

伝説については子供の頃はあまり気にしていなかったと思います。最近になって聖書やその他聖典等に記されている伝説についてもう少し深く考える様になりました。ただ単に嘘と考えるのではなく、何故そういう伝説が生まれたのかということを。例えばカトリックの歴史を振り返ってみたりすると、ただ単に伝説といって良いのかと感じる事柄も多いですね。

注射の針

注射するときに針見る?目をそらす? ブログネタ:注射するときに針見る?目をそらす? 参加中

私は針を見る派!

私は見ます。子供の頃から予防接種や献血を含め何度も注射を受けてきましたが、一貫して見ていますね。

注射は特に苦手ではありませんが、どういう風に針を入れると痛いのか等はいつも気にしていました。特に指や歯茎への麻酔、腰への注射は痛いと感じることも多かったので。

最近注射される機会と言えば、健康診断での血液検査位です。海外の場合、医者の質の差が大きいため、なおさら良く見る様になりました。まぁ、採血をするのは看護師の場合も多いですが。

注射の際に目を背ける人っていますが、何が怖いのか私には良く分かりません。針を入れるという行為、注射そのもの、若しくはその両方か。私としては痛く感じる時は感じるけど、我慢出来ない程痛い注射って殆ど無かったし、何より見られるものを見ないで体に刺されることの方が余程怖いです。自分の体のことなのだから。

注射で大変な思いをして以来怖くなったという人も見るべきではないかな。怖い経験をしたからこそ、それを繰り返すことを回避するためにも注射する人が自信を持ってやっているか等、自分で自分を守る努力は必要かなと思います。過去の痛かった注射と今回の注射って実は殆ど関連がないと思うので。

というわけで私は注射の際、針をジーッと見ています。

注射するときに針見る?目をそらす?
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