ブログネタ:今年一番大変だったこと 参加中
今年一番大変だったことと言えば5月に妻の姪っ子が肺炎を患ったことです。
姪が2ヶ月の頃、咳が止まらず病院へ行ったら肺炎と診断されました。診断されて入院したまでは良かったのですがそれからの医者の対応が曖昧でまたいるべき時にいないなどある意味職場放棄状態でした。
日本であれば大問題になる所でしょうがこちらでは日常茶飯事とは言えないものの、あり得ない話ではありません。姪の家族の金銭事情に限りがある中他の病院へ向かうこととなりました。当時その姪の両親は諦めかけていたのですが何とか説得して他の病院へ。一月以上入院しましたが無事に退院することが出来て、今では元気な9ヶ月の赤ちゃんです。
当時は妻の姉妹が毎晩交代で姪とその母親と一緒に夜を過ごし、雑用をこなしつつ姪とその母親を励ましていました。私も何度も家族を病院に連れて行ったり薬局に薬を買いに行ったものです。初めはピリピリとした緊張感が皆の間に感じ取れたのですが回復の傾向が明らかになって以来忙しいながらも冗談を言い合ったり出来る様になりました。
無事に退院出来て元気に暮らせている今だからこそ笑って話せることですが当時は本当に、本当に大変でした。でも今、あの時大変だったからこそ命の尊さを改めて実感することが出来たし、こんなに愛されて心配されて生き抜いた赤ちゃんなのだから、彼女の兄や姉の様に素直な子に育つのだろうなぁとしみじみ思いました。
また、この辛い経験を通じ家族の絆が深まったと思います。何かあった時はどこの国でもやはり家族なのだなぁと改めて実感しました。
今年一番大変だったけれど色々な事を学ぶ機会ともなった出来事でした。