最後はユーロ／ドルです。

先週のユーロの急上昇が下から2番目のピンクの水平線に水平線に届かず。その後下落して週明けを迎えました。一番下のピンク色の水平線がサポになるかもと思いましたがフラッグを形成していました。

このフラッグに気付いたのが先週末。安値が揃っているなぁと思ってまずは安値を結んでその後高値をチャネルで合わせたらピッタリでした。

週明けは揉み合い後チャネル高値を試さずに安値に挑戦。下抜けるかなと思いましたがサポが機能し続けその後高値に挑戦。

ここでは一旦レジされましたが一番下のピンクの水平線+直近安値がサポとなり再度チャネルのレジに挑戦。ここを抜けた後は短期の高値切り上げラインが引けました。青のチャネルですね。これはサポより上値のレジの方が機能し続けレジに張り付く形で上昇。

その後は間近高値である水色の短期水平線を上抜け一気にオレンジ色の水平線（これは一時間で引けるものです）を上抜けたと思わせましたが結局抜けかけでした。

結局抜け切れずに下落を開始した後のサポは先程の水色の短期水平線。ここを何度か抜けかけましたがその都度ヒゲのみで押し返されてました。そのヒゲの先端も新たなサポとして機能。

半日以上の小さな揉み合いは上昇で決着がつきましたがその後は今週の高値を更新できずに今週の相場が終了です。

現在の所水平線以外には特に判断材料がありません。どこかにしっかりと反応した後にレジなりサポなりをしっかり抜けないと方向感が出ない気がします。今はクロス円を見てその動き次第でドルストについて考える方が賢明かなと思います。

続いてユーロ／円です。こちらも一時間足です。水平線もチャート上のものは全て一時間足で引けるものです。

私が普段監視する3通貨ペアの中で今週最も動きに乏しかったのがこのペアです。普段は一番動くことが多いのですが。

その理由はチャートから分かると思います。今週の半分以上はレンジでした。やっとレンジを抜けたのが木曜日。先週の上昇で133円30銭の水平線を下抜ければ大きく下げる可能性があったのですがその下落が今週前半に起きるのではと思っていました。見事に外れてしまいました。

その水平線を抜けた後は50以上一気に下落。金曜日はその安値を抜け切れずに相場が閉じた形です。

さて来週ですがドル／円と同様上昇中に相場が閉まったのでまずはこの上昇がどのレートで止まりその後どういう動きをするか。この2点の見極めが重要となってきます。

週末ですね。

今週のFX相場を振り返ってみたいと思います。

まずはドル／円。私が見る三通貨ペアの中では今週一番動いたペアです。チャートは一時間足です。

今週はもの凄く中途半端な位置で始まりました。日足の切り下げライン（青）若しくは123.57の水平線に当たり下がるかなと思っていたのですが、どちらにも当たらず短期揉み合いを下抜けてゆっくりと落ちてきた形です。

その後、一時間レベルの安値（緑の水平線）付近でもみ合った後、それを下抜けて一気に下落しました。下抜けた3本のピンクの水平線は全て4時間足以上で引いたものです。

下抜けた段階で緑の切り下げラインを引きました。121円50銭付近の水平線を抜けた後は、120円33線付近の水平線を目指すと思いましたが問題はどう動くか。

一つは切り下げラインに当たって下がる。若しくは下抜けた水平線のいずれかで。または、途中で出来たフラッグ下抜けで。結局は切り下げと3本の内一番上の水平線が重なるポイント付近で落ちてきました。

途中フラッグで多少反発しましたが上げの勢いは弱く結局下落。ただ、途中、9日から引ける短期の水平線でいったん上がりました。ここは短期では押し安値となっているので反応するかもとは思っていましたが、下落の勢いを見てもう少し楽に抜けるかなと考えていました。このポイントでの揉み合いは予想以上に強かったです。

しかし注目されていたレートだったせいか、抜けた後は比較的強く下がり、安値も一気に抜けました。先程のサポが今度はレジに変わり更に安値更新した形です。

今週は安値更新後の上昇中に相場が閉まりました。まず来週の相場で見なければならないことはこの上昇がいつ、何処で止まるのかです。

それ次第で更に安値更新して120円33円を目指すのかが見えてくると思います。