風邪予防

風邪予防してる? ブログネタ:風邪予防してる? 参加中

こちらでも季節の変わり目には風邪をひく人が多いです。

風邪予防はしてると言えるかな。普段から食事に気を使い、運動をしています。また、あまり人が多い所に近づかない様にしています。

その他、手洗いとうがいですね、胸とお腹を冷やさないための重ね着等ですね。

食事面では野菜、果物を中心とした食生活、それから体温を上げ免疫力と代謝を上げるための食材、つまり体を温めるものを積極的に摂るようにしています。

代表的なものが生姜ですね。こちらでもしっかり売っています。手ごろな値段なので一回に1ポンド、大体454グラムを買って生姜湯、豚肉の生姜焼き等に使います。漢方薬の多くに使われている生姜、実際の効用についての科学的知識はありませんが定期的に生姜を摂取するようになってから、風邪をひきにくくなりました。体がポカポカすることも体感出来ているので少なくとも私個人には合っているのではと感じています。

定期的な運動は水泳と空手が中心です。その他、ランニング若しくはウォーキング、それからたまにウェートトレーニングですね。最近はひょうそうのため走れなかったのですが昨日は久方振りにプールに歩いて行きました。往復7キロ程なので程よい刺激を足に与えられたと思います。

ウェートトレーニングは水泳がその代わりとなり、また、水泳や空手の動作に必要以上の筋肉を付けたくなかったこともあり、一時腹筋以外は中断していましたが最近また自重を中心に始めました。泳ぎ方が改善されると水への抵抗が少なくなり短距離を全力で泳がない限り、水泳は筋トレにはならないと感じ始めたので。やっていることは基本的なことばかりです。腕立て、腹筋、背筋、懸垂、それからスクワットですね。

運動と食事、それから手洗いとうがい、これらが私の風邪対策です。

痛み

かゆい、痛い、くすぐったい、一番辛いのは? ブログネタ:かゆい、痛い、くすぐったい、一番辛いのは? 参加中

私は痛い派!

痛いが一番辛いと思います。肉体的にも精神的にも我々を傷つけるのは痛みだけではないのかなぁ。精神的にくすぐったく感じるということはあってもそれは苦痛とは違いと思いますから。

肉体的には私個人としてはひょうそうで爪を深く切らなくてはならない時の痛みがこれまでで一番苦痛だったかな。子供の頃から何度もされているのですがこの痛みに慣れることは出来ていません。歯科医院における歯茎への麻酔も痛いことは痛いですがこれには慣れてしまった気がします。

他に肉体的な痛みと言えば腰への注射や足の小指をぶつけた時かなぁ。爪を切る程ではないですが痛いのには変わりはないですね。

これらの痛みに比べれば空手の組手での痛みなんか大したことないと思ってしまいます。元々心の準備も出来ている状況での被弾ですからね。

肉体的な痛みも勿論辛いですが、やはり本当に辛いのは精神的な痛みだと思います。多くの肉体的苦痛と違い本当に長い間続くこともありますし。個人的にも苦しんだ経験が何度かありますし、日本及び他国における自殺者の数を見ても明白かなと思います。

だからこそ支えてくれる人の存在って凄く大事だなぁと思いまし、私も人を支えられる存在でありたいなと切望しています。実際にはどうなのかなぁ。中々そうはなっていない気もします。

デュルケムの自殺論ではカトリックの自殺率の低さを社会的連帯の視点から論じていますが、実際金銭的事情そのものが自殺の直接的要因となることはそれ程多くないのではと思います。間接的要因には勿論なりえますが。その時に支えてくれる人が一人でも存在すれば自殺をためらう人も多いのではと。

肉体的痛みと精神的な痛み、どちらも我々にとって厄介なものでかゆみやくすぐったさより辛いものだと思います。

かゆい、痛い、くすぐったい、一番辛いのは?
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片桐はいり:わたしのマトカ

わたしのマトカ (幻冬舎文庫)/幻冬舎
女優片桐はいりの初エッセイ本。

彼女が映画「かもめ食堂」のロケでフィンランドに行った時の出来事を中心に書いたもの。「マトカ」とはフィンランド語で旅という意味なので題名はわたしの旅ということとなる。

冒頭で述べている様に旅好きな彼女。ただ、この旅行がこれまでと異なるのは出張だったため彼女自身が選んだ旅先ではなく、また、準備が出来なかったため予備知識を持たずに旅先であるヘルシンキに向かったということ。

片桐はいりはそんな条件の下で行ったフィンランドにおける一か月に亘った滞在の思い出を綴っている。予備知識の無さから派生するハプニングの数々や彼女自身の好奇心や恐らくだが物怖じしない性格が要因と思われる様々な出来事。トラムへの乗車、肉にかけるベリーソース、マッサージ、クラブ体験やファームステイ等だ。

また変なこだわりや先入観を持たない方なのだと感じた。例えば食通だと自覚する人がガイドブックに載る店には行かない等ということはたまに聞く話だが彼女は必ず行くという。食事関連でも「生で魚を食べる仲間」であるフィンランド人の食生活について少し伺える。ジャガイモ、トナカイ肉や飛行機の中で食したお菓子等だ。

本書を読んでいて物凄く上手な表現をされる方だなと思った。彼女の現地フィンランド人との交流及び彼女の感受性があってこそであるが、フィンランド人のぶっきらぼうさとその裏に隠された優しさ等、そこに行ってみたいと読者に思わせる説得力が彼女の文書から溢れ出ている。特に肉にベリーソースをかけることに拘るフィンランド人の日本版としてすきやきに生卵を挙げたのは秀逸だと思った。

本当に色々な所に気が回り、また、観察される方だなとも感じた。ヘルシンキのカラスの大きさやフィンランド俳優との交流等々。

片桐はいりは「人にはおのおのの、町とのつきあい方がある」と言う。素晴らしい言葉だ。本書で著者はこの言葉を実践している様に感じた。だからこそ豊かな描写で魅力的な本が出来上がったのだと思う。